友人の退職で考えたこと

25歳

25歳では友人の退職や転職が多かったです。

コロナで会社が倒産した子、ブラックな労働環境だった子、違う夢を目指す子、さまざまな理由がありました。

同じ職場でも多かったです。その中でも一番仲良かった同期の退職と辞めないだろうと思っていた先輩の退職が私の中で大きな衝撃でした。

一番仲良かった同期の退職

彼女とは大学からの知り合いでした。

仲良くなったのは仕事を始めてからですが。

職場で一番何でも話せる相手だったし、一緒に食事に行くのも彼女だけでした。

仕事の愚痴も言い合ったり、分からないことも聞いていました。

彼女も私も仕事でつまづくことがあって、一緒に同期のみんなすごいねと慰め合っていました。

本当に何でも話せる相手でした。

1年くらい前に急に彼女に「結婚して引っ越すから退職する」と報告を受けました。

とても衝撃的でした。

勝手にずっと一緒だと思っていたから、退職は本当に寂しかったです。

彼女以外に職場で仲の良い子はいないから、彼女がいなくて私はこの職場でやっていけるんだろうかと思いました。

なんとか1年、この職場で続けられています。

先輩の退職

先輩は明るい方でした。

真相は分かりませんが、私が見る限り、一度大きなミスをして再指導となり、自主退職を選んだのだと思います。

ミスをして再指導となったときも明るく、気にしていないような印象を受けました。

気にしない方なんだと思っていたので、しばらくして急に退職したことを知り、衝撃を受けました。

その時初めて社会の闇を感じました。

前向きではない退職を初めて目にし、急に危機感を覚えました。

難しい仕事はしたくない、責任ある役職に就きたくない、会社においてもらえればそれでいいと思っていましたが、このまま下っ端のままだと切り捨てられる未来もあるのではないかと思いました。

友人は前に進んでいる

退職した友人は、失業保険もらってしばらくはゆっくりしたり、職業訓練に行ったりしていました。

退職から時間が経ち、今は新たな道に進んでいる子もいるし、就活を頑張っている子もいます。

一番仲良かった同期も半年くらいは休んでいましたが、今はもうバリバリ働いています。

つまづいていたことも乗り越えています。


私はこのままではダメだと思いながら、何も変わらずにいます。

本当にやりたいことは何だろうと考えはするものの、何か行動するわけでもなく毎日過ごしています。

一度退職して新たな道に進んでいる友人を見て、みんなちゃんと人生を考えて行動しているんだと思いました。

自分を見つめ直して前に進む友人に置いてかれた気持ちになりました。

急に友人が大人に、遠くに感じました。

私たちはもう子どもじゃない、十分すぎるほど大人なんだ、と強く感じました。

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